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遠東百貨、信義A13区画の開発棚上げ


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年8月14日_記事番号:T00017260

遠東百貨、信義A13区画の開発棚上げ

 
 台北市信義計画区で商業用地の高値落札が相次ぐ中、A13区画(面積2,873坪)の50年間の地上権を保有する遠東百貨は、独自の開発計画を先送りする方針を固めた。14日付工商時報が伝えた。

 同社は当初、独自に商業施設、ホテルなどの開発を計画していた。しかし、信義計画区では百貨店、ホテル、オフィスビルがいずれも飽和状態となっており、開発を強行するのは得策ではないと判断した。

 同社は2004年に50年間の地上権を31億9,600万台湾元(約92億7,000万円)で取得し、その後の地価上昇で資産価値は上昇している。A13区画は現在、駐車場として利用されているが、当面は巨額の開発コストをかけずに、リース方式で収益を確保する。