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金門コーリャン酒の販売代理権、5社が競合


ニュース 食品 作成日:2009年8月14日_記事番号:T00017261

金門コーリャン酒の販売代理権、5社が競合

 
 金門酒廠実業が生産する「58度金門高梁(コーリャン)酒」の台湾地区での販売代理権をめぐり、食品大手の維他露(ビタロン・フーズ)、黒松、久津実業、南聯国際の4社のほか、台湾煙酒(TTL)も加わり、5社が競合している。落札業者は18日に行われる入札で決まる。14日付工商時報が伝えた。

 今回の入札は維他露との5年契約(期間3年、延長2年)が切れることに伴い実施される。「白酒(パイチュウ)」と呼ばれる蒸留酒の台湾市場規模は年間145億台湾元(約420億円)、このうち金門コーリャン酒は122億元を占める。商品の回転率が高い上、保存期限の問題がないため、各社とも販売代理権の獲得に必死だ。

 今回の入札では、販売代理業者に課せられる初年度の販売ノルマが現行契約の720万キロリットルから860万キロリットルへと上積みされ、3年目には910万キロリットルの販売が義務付けられる。ただ、契約期間は従来より1年延び、3年の延長オプションを含め6年となる。