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原相科技のタッチパネルIC、マイクロソフトの認証取得


ニュース 電子 作成日:2009年8月14日_記事番号:T00017271

原相科技のタッチパネルIC、マイクロソフトの認証取得

 
 CMOSイメージセンサー大手、原相科技(ピクスアート・イメージング)の黄森煌総経理はこのほど、ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)からの委託で設計した光学式タッチパネル用ICが、米マイクロソフト(MS)の認証を取得したことを明らかにした。MSの次期OS(基本ソフト)、ウインドウズセブン(Windows7)の10月末発売に合わせ、第3四半期内に出荷開始、来年は大量出荷で業績の成長をけん引すると見込んでいる。14日付工商時報が伝えた。

 MSの認証を取得したICは、ノートPCからオールインワン(モニター一体型)まで幅広く応用できるという。さらにPC1台当たり3~4個(センサーIC2~3個とコントロールIC1個)1セットとして採用されるため、出荷量が飛躍的に伸びるとみられる。

 同社の第2四半期売上高は、前期比16.1%増の8億4,000万台湾元(約24億円)。任天堂ゲーム機「Wii(ウィー)」向けの出荷比率が下がったことで、粗利益率は3.3ポイント下落し46.3%となった。第3四半期は前期比30%増収、粗利益率は第2四半期と同水準を目指す。