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貨物運送業者、事故・違反車両3割で営業停止も


ニュース 運輸 作成日:2009年8月17日_記事番号:T00017283

貨物運送業者、事故・違反車両3割で営業停止も

 
 宅配便、コンテナ輸送業など運送業者の貨物輸送車が引き起こす交通事故に重大事故が多い現状を受け、交通部公路総局は、事故車両や違反車両を多く所有する運送業者への取り締まり強化を通じて状況を改善すべく、公路法(道路交通法)の改正を検討している。事故車両や違反車両が、所有する車両全体の30%を超えた場合に改善要求を行い、期限内に改善されなければ営業停止処分に、同処分から1年がたってもなお改善がみられなければ営業許可を取り消す方針だ。業者団体や専門家からの意見聴取を経て、早ければ来年にも施行する。17日付蘋果日報が伝えた。

 交通部の方針に対し中華民国汽車貨運公会全国聯合会は、高速バスや観光バス業者も対象にすべきと指摘した。

 交通部の統計によると、昨年台湾全土で事故を起こした車両は5,390台で、死者は3,207人。重大事故の比率は59%だった。一方、事故を起こした運送業者のトラックなどは272台で、死者は222人。重大事故の割合は82%に達した。