ニュース 電子 作成日:2009年8月17日_記事番号:T00017300
17日付経済日報によると、台湾積体電路製造(TSMC)は先ごろ、ブロードコムから12インチウエハー換算で月間2万~3万枚に及ぶ無線通信用チップを受注したもようだ。中国政府の家電普及プロジェクト、「家電下郷」による需要が鈍化する一方で、欧米のクリスマスシーズンに向けた在庫補充の動きが8月後半から活発化し、12インチ工場のほか、6インチ工場で11月末まで、8インチ工場でも10月末までフル稼働が続く見込みだ。
ブロードコムからの受注はブルートゥースとWi-Fi、全地球測位システム(GPS)のソリューションを統合したコンボチップで、TSMCに単月数十億台湾元(1元=約2.9円)の売り上げをもたらす見込みだ。また、▽クアルコム▽エヌビディア▽アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)▽LSIロジック▽アルテラ──など大手各社がTSMCへの委託を拡大しているもようだ。アナリストからは、TSMCの第3四半期の売上高について、同社予測の900億元を達成し、第4四半期も同水準を維持する可能性があるという見方が示されている。
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