ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

アモイと福州、台湾航路の拠点港へ整備


ニュース 運輸 作成日:2009年8月18日_記事番号:T00017311

アモイと福州、台湾航路の拠点港へ整備

 
 中国・福建省交通運輸庁の李徳金庁長はこのほど、同省のアモイ、福州、湄洲の3港を台湾航路の拠点港として整備していく考えを示した。海外の海運大手を誘致して、中継拠点、物流集散拠点の役割を担わせる考えだ。18日付経済日報が伝えた。

 同省は2012年までに3港の年間取扱能力を各1億トンに引き上げる。また、11年から15年までの5年間、同省沿岸の港湾建設に年100億人民元(約1,380億円)を投じ、航路の拡充や港湾インフラの整備を加速する。12年には旅客ターミナル18カ所、物流ターミナル10カ所を新設する方針だ。同省沿岸港の船舶バース数は08年末現在で391カ所で、貨物の取扱能力は年間で2億3,000万トンとなっている。 

 福建省交通運輸庁によると、昨年末の海運直航の実現により、現在、福州、アモイ、泉州と高雄、基隆、台中などの間にコンテナ定期便7路線が就航。海運8社が計13隻の船舶を運航させている。