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台北駅前の複合ターミナル、19日から試験供用


ニュース 運輸 作成日:2009年8月18日_記事番号:T00017313

台北駅前の複合ターミナル、19日から試験供用

 
 台北駅北側の承徳路と市民大道の交差点に位置する交通ターミナル「京站交九」が、あす(19日)から試験供用を開始する。立体構造の同ターミナルは、中長距離バス39路線の発着点として国光客運など10社が乗り入れる。また、台湾鉄路(台鉄)、台湾高速鉄路(高鉄)、都市交通システム(MRT)の台北駅と連絡し、旅客の利便性向上が期待されている。18日付蘋果日報が伝えた。

 台北市交通局によると、2~4階の各階で乗客の乗り降りが行われ、大型バスの出口は承徳路側と市民大道側の2カ所にあるため混雑時でもスムーズに出発できるという。ピーク時には1時間当たり300台が出入りするが、モニターシステムで車の流れをコントロールする。さらにセンサーで車両の位置を測定し、空港の発着案内のように乗車券売り場そばのスクリーンを使って最新の情報を乗客に伝える。

 同ターミナルの供用開始により、周辺道路で混雑が懸念されているため、交通局は初日は多くの人員を投入して交通整理に当たるとしている。