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東元の風力発電事業、中国大手2社が提携意向


ニュース 公益 作成日:2009年8月18日_記事番号:T00017315

東元の風力発電事業、中国大手2社が提携意向

 
 東元電機(TECO)グループ傘下の風力発電事業に対し、中国の風力発電上位2社の華鋭風電科技、新疆金風科技がともに提携の意向を示していることが明らかになった。18日付経済日報が伝えた。

 中国最大手、華鋭の韓俊良董事長は「東元と協力して、両岸(中台)の風力資源を開発し、商機を開拓したい」と述べ、同社と接触中であることを認めた。同社は近年、売上高を毎年2倍のペースで伸ばしており、今年は120億人民元(約1,666億円)に達するもようだ。

 金風の武鋼董事長は「パーツ生産能力の高い台湾メーカーを、年間2,000基の風力発電機を出荷する当社のパートナーとしたい」と語り、東元と提携を視野に交渉を進めたいとの意向を示した。

 東元の劉兆凱董事長は、「風力発電事業の成長力は強く、家電事業を超える可能性もある」とした上で、中台企業の提携は、欧米メーカーに対抗するため、海岸や海上での設置、IT(情報技術)機能の付加など差別化できる製品を優先すべきとの考えを語った。