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中台の風力発電業界、18日に協力意向書に署名【表】


ニュース 公益 作成日:2009年8月18日_記事番号:T00017316

中台の風力発電業界、18日に協力意向書に署名【表】

 
 中台の風力発電業者や関連団体による「両岸風力発電産業協力・交流会議」が17日台北市で開催され、リソースの統合や分業化について初期段階の合意を達成した。双方はきょう(18日)、▽研究・開発(R&D)▽サプライチェーン統合▽製品規格の設定▽市場マーケティング▽人材育成と教育――の5項目について協力意向書に署名を行い、今後の交流および相互協力の基盤とする方針だ。18日付工商時報が伝えた。
 
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 台湾風能協会(台湾風力エネルギー協会)の劉兆凱理事長は「台湾は電子・電力領域で強みを持つ一方、中国の機械技術や市場規模にははるかに及ばない」とした上で、「現在、中国における陸上の風力発電設備は欧米メーカーの独占状態であるため、まず海上風力発電における協力から着手し、国際市場進出を目指すべきだ」と表明した。

 また、中国側代表の再生可能エネルギー学会、風力エネルギー専門委員会の劉琦名誉会長は「今年中国の風力発電市場は米国を超え、世界一となる」と宣言し、中台の相互補完的な協力でダブルウィンの局面を模索したいと述べた。