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台湾の輸出PVC、インドで反ダンピング調査か【図】


ニュース 石油・化学 作成日:2009年8月18日_記事番号:T00017322

台湾の輸出PVC、インドで反ダンピング調査か【図】

 
 台湾がインドに輸出したポリ塩化ビニル(PVC)について、インドのPVCメーカーが同国商工省に反ダンピング調査の実施を求めている。インドは、台湾にとって中国に次ぐ第2のPVC輸出相手国で、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)▽華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチックス)▽台湾氯乙烯工業(TVCM)▽大洋塑膠工業(オーシャン・プラスチックス)──など、台湾域内のPVCおよび塩化ビニルモノマー(VCM)メーカーの業績が大きな打撃を受ける可能性もある。18日付経済日報が報じた。
 
T000173221

 
 調査対象は台湾のほか、中国、マレーシア、タイ、ロシアなどがインドに輸出したPVC製品とみられる。台湾区石油化学工業同業公会によると、インドでは輸入品との競争に苦しむ中小メーカーが、反ダンピング調査を求めるケースは珍しくないという。