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奇美集団のLCD照明事業、来年売上高12億元を目標


ニュース 家電 作成日:2009年8月18日_記事番号:T00017324

奇美集団のLCD照明事業、来年売上高12億元を目標

 
 奇美集団は傘下の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)メーカー、啓耀光電を通じて照明器具事業を強化する。啓耀は新型LCD照明器具の売上高を今年の6,000万台湾元から、来年には20倍の12億元(約34億3,000万円)に引き上げる計画で、奇美集団は液晶パネルに次ぐ有力事業に育てたい考えだ。18日付工商時報が伝えた。

 啓耀は現在、大手メーカー向けにLCD照明器具を販売しているほか、奇美集団との関係が深い宇威光電の「AUSSMAK」ブランドからも同様の製品を販売している。

 環境保護意識の高まりから、世界各国で従来の白熱電球の使用が規制されるようになり、今後、代替商品の大幅な販売拡大が見込まれる。現在のところ、LCD照明器具は従来型の照明に比べコストが高く、販売価格も大きく上回るが、長持ちする利点もあり、今後徐々に競争力が高まる見込みだ。啓耀は中国やインド、香港などでの見本市に出品し、製品をアピールしている。