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凌巨科技とウィンテック、液晶セルを外部調達


ニュース 電子 作成日:2009年8月18日_記事番号:T00017329

凌巨科技とウィンテック、液晶セルを外部調達

 
 中小型パネルメーカーは、中国市場の旺盛な需要と携帯電話ブランドメーカーからの受注回復により、第3四半期は出荷枚数がさらに拡大する見込みだが、ガラス基板不足がネックとなり稼働率に影響が出ている。こうした状況に対し、凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)と勝華科技(ウィンテック)は、液晶セル(空セル)の外部調達で対応する方針だ。18日付工商時報が伝えた。

 凌巨は従来から中華映管(CPT)と提携関係にあり、第4および4.5世代の空セルを調達している。同社は年末に生産ラインの拡張を予定しており、さらに新規顧客、新規受注の増加により、来年供給不足に陥ることは必至で、来年も外部調達の拡大を継続する考えだ。外部調達の割合は市場の需要状況に応じて決めるとしている。

 ウィンテックは第3世代工場2基で稼働率が上昇しているが、第5世代セルの調達によってガラス基板不足を解消することを検討しているという。