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Q2の半導体生産額、前期比47%増=ITIS


ニュース 電子 作成日:2009年8月18日_記事番号:T00017330

Q2の半導体生産額、前期比47%増=ITIS

 
 工業研究院ITISの統計によると、第2四半期の台湾半導体業界の生産額は2,994億台湾元(約8,590億円)に上り、世界的な不況の影響を受けた第1四半期と比べ47.1%もの大幅成長となった。中国政府による家電普及プロジェクト「家電下郷」などで、最終製品の需要が予想を上回り、在庫補充の動きが活発化したことが主因だ。第3四半期はさらに伸びが期待でき、前期比19.2%増の3,568億元になるという予測だ。18日付経済日報などが報じた。

 分野別では、IC製造が前期比69.2%増の1,362億元と、成長率が最も高かった。中でもファウンドリーは同91.8%増の1,032億元と際立った伸びとなった。ITISによると、ファウンドリー大手の設備稼働率はオフシーズンにもかかわらず、▽台湾積体電路製造(TSMC)、75~80%(第1四半期は40%以下)▽聯華電子(UMC)、79%(同30%)──と大幅に向上した。

 また、▽パッケージング(封止)、490億元(前期比46.3%増)▽テスティング(検査)、210億元(同41.9%増)▽IC設計、1,120億元(前期比20.2%増)──といずれも盛り返した。