ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国からの仮設住宅、屏東県佳冬郷が受け取り拒否


ニュース 社会 作成日:2009年8月19日_記事番号:T00017334

中国からの仮設住宅、屏東県佳冬郷が受け取り拒否

 
 台風8号(アジア名・モーラコット)の被災地に対する中国からの救援物資が18日正午、高雄港に到着した。このうちプレハブの仮設住宅100棟が被災地の屏東県佳冬郷に届けられたが、シックハウス症候群の原因とみられるホルムアルデヒドが高濃度で含まれているとの観測が流れ、同郷は受け取りを拒否した。自由時報などが19日報じた。

 頼憲和佳冬郷長は、同郷の住民から不安を訴える声があった上、別の民間団体から寄付された150棟で賄えるためと説明した。

 受け取りを拒否された仮設住宅は、トラックに積載された状態で路上に放置されている。内政部営建署南区工程処の陳鴻益副組長は、経済部標準検験局および行政院環境保護署と合同で、ホルムアルデヒド濃度が台湾の基準値2.1ppmを下回るかを検査し、合格なら被災地に供給するとしている。

 中国からはこのほか、消毒器1,000個や毛布1万枚、寝袋1万セットなどの救援物資が到着した。