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台北市の7月不動産取引、5カ月ぶり減少


ニュース 建設 作成日:2009年8月19日_記事番号:T00017345

台北市の7月不動産取引、5カ月ぶり減少

 
 台北市政府地政処が18日発表した統計によれば、同市の7月の不動産所有権の移転登記件数は前月比6%減の6,619件となり、5カ月ぶりに減少した。8月は20日から大きな買い物を控える習慣のある旧暦7月の「鬼月」が始まるため、引き続き減少する可能性がある。19日付経済日報が伝えた。

 不動産仲介業者、台湾房屋の彭培業主席総経理は、7月の取引は前月比では減少したものの、前年同月比では約10%増えた。不動産市況は依然として活発だが、売り手が強気姿勢に転じる中で、一部に買い控えの傾向が見られ始めたという。政府による優遇不動産ローンは追加実施が見送られる可能性が報じられており、このことも買い控えに拍車をかける要因として指摘されている。