ニュース
その他製造
作成日：2009年8月19日_記事番号：T00017346
ペット医療機器に商機、産業連盟の立ち上げを＝工研院
少子高齢化が進む中、ペット向け医療市場を好感する工業技術研究院（工研院）医療器材センターはこのほど、ペット医療機器産業連盟の構築を提唱した。工商時報が伝えた。
医療機器メーカーはペット医療産業連盟への加入で、研究開発（Ｒ＆Ｄ）に投じる資源を抑えられ、好ましい営業モデルをともに打ち出せると同センターはメリットを強調した。さらに、ペットの犬や猫の血圧測定は１回650台湾元（約1,870円）、入院は１日8,000元と、比較的高価格の市場だと指摘している。
工商時報は、人間向けの大型医療機器市場は日米大手メーカーに握られているが、ペット向け医療機器は必要とされる技術水準も高くなく、世界の医療機器大手の大部分が参入していないため、台湾メーカーが食い込む余地が十分あると分析している。
