ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

友霖と米デュレクト、ADHD生産で提携


ニュース その他製造 作成日:2009年8月19日_記事番号:T00017350

友霖と米デュレクト、ADHD生産で提携

 
 友華生技医薬(オリエント・ユーロファーマ)の子会社、友霖生技医薬は18日、注意欠陥・多動症障害(ADHD)治療の新薬「ORADUR-ADHD」の共同開発および生産販売で、米デュレクト社と提携契約を結んだと発表した。友霖はアジアと南太平洋諸国での「ORADUR-ADHD」の独占生産・販売権を獲得し、将来的には新薬の生産、および欧米・日本市場での販売へと手を広げる。18日付工商時報が報じた。

 友霖はデュレクト社より独自のドラッグデリバリー技術「ORADUR」の特許の使用権限を得て生産に当たり、共同で第2期の臨床試験を行う。蔡正弘同社董事長は、「ORADUR-ADHDは独特の配合によって高い薬効を持ち、耐タンパー性という同カテゴリーの他の薬品にはない特徴もあるため、大きな成長を期待できる」と期待を語った。

 ADHDは児童や青少年によく見られる病気で、米国の4~17歳の児童・青少年の発症率は7.8%に上る。注意力不足や、仕事や遊びの際に集中力を維持できないことなどが主な症状で、現在患者の約半数がアンフェタミンや中枢神経刺激薬で治療を行っている。