ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

プレステ3の100ドル値下げ、台湾サプライヤーに打撃も


ニュース 家電 作成日:2009年8月19日_記事番号:T00017355

プレステ3の100ドル値下げ、台湾サプライヤーに打撃も

 
 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は19日、家庭用ゲーム機、プレイステーション3(PS3)の新型機「PS3 Slim」を従来機種より100ドル程度安い価格設定で9月1日より全世界で発売を開始すると発表した。値下げによって消費者の購買意欲が高まり、ゲームソフトなども売り上げ増が見込まれる一方、台湾積体電路製造(TSMC)、鴻海精密工業、和碩聯合科技(ペガトロン)など台湾の関連サプラヤーには値下げ圧力が高まると懸念されている。19日付経済日報などが報じた。

 PS3値下げのニュースに、台湾の組み立てメーカーや部品メーカーでは、「販売を促進するが、価格競争も激化する」と、歓迎と懸念が半々といった反応が起きている。

 経済日報は、PS3値下げによる部品単価の引き下げを、購入意欲拡大による出荷量増で相殺できるかどうかは今後の観察が必要としている。