ニュース 電子 作成日:2009年8月19日_記事番号:T00017356
19日付蘋果日報によると、EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手、鴻海精密工業は、このほどデルが中国で発表した同社初のスマートフォン「Mini 3i」の生産を受注したとの観測が出ている。鴻海はこれについて「一切ノーコメント」としているが、鴻海傘下の富士康国際(FIH)は現在、従来型携帯市場の縮小により業績を落としている一方、スマートフォンの開発を積極的に進めており、既に米アップル「iPhone」を手掛けているほか、リサーチ・イン・モーション(RIM)のブラックベリーを受注したとの観測も出ている。
デルは中国移動通信(チャイナ・モバイル)との提携により、「Mini 3i」を世界に先駆けて中国市場に投入する考えだ。発売時期、価格など詳細は明らかにされていないが、業界関係者によると当初の年間販売台数は50万~100万台と小規模のもようだ。
「Mini 3i」は通信規格が第2世代(2G)であることから、スマートフォンとしては入門機種とみられる。キーボードとWiFi通信機能はなく、ブルートゥース通信機能と320万画素のデジタルカメラを内臓、OS(基本ソフト)はグーグルの「アンドロイド」を採用している。
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