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中華電信、電子ブック市場に9月参入


ニュース 電子 作成日:2009年8月19日_記事番号:T00017357

中華電信、電子ブック市場に9月参入

 
 中華電信は18日、台湾国際角川書店を含む大手出版社8社、および宏達国際電子(HTC)、台湾マイクロソフトと提携して電子ブック市場に参入すると発表した。9月中にスマートフォンで電子書籍が読める「Hami書城(仮名)」サービスを開始する構えだ。19日付経済日報などが報じた。

 台湾スマートフォン市場でシェア80%を占める中華電信は、▽米アップル「iPhone」▽グーグルのモバイルプラットフォーム「アンドロイド」搭載機種▽華碩電脳(ASUS)の「Garmin-ASUS M20」などマイクロソフトのOS(基本ソフト)搭載機種──を対象に、雑誌50種を皮切りに提供する書籍データ数を拡大していく。価格は、紙媒体の書籍が100台湾元(約287円)とすれば、中華電信のスマートフォン向け電子ブックは40元程度としているが、実際の販売価格は出版各社が設定することになる。

 同様のサービスは、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)が昨年末から携帯電話向けに提供しているほか、台湾大哥大(タイワン・モバイル)も、同市場への参入時期を模索中だ。