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FCCLの新揚科技、有沢製作所の連結子会社に


ニュース 電子 作成日:2009年8月19日_記事番号:T00017358

FCCLの新揚科技、有沢製作所の連結子会社に

 
 プリント基板用のフレキシブル銅張積層板(FCCL)を生産する新揚科技(シンフレックス)は18日、10月末までに実施する第三者割当増資3億2,500万台湾元(約9億3,600万円)のうち、電子材料の有沢製作所(本社・新潟県上越市、有沢三治社長)が3億元を引き受けると発表した。有沢製作所の出資比率は51%となり、新揚科技は有沢製作所の連結子会社となる。19日付工商時報などが伝えた。

 新揚科技によると、同社の11月臨時株主総会の役員改選で、有沢製作所は董事4席を取得し、執行長(CEO)の指名権を得る見通しだ。有沢製作所の出資は中国市場進出を視野に入れたもので、新揚科技の技術向上や歩留まり率改善にも貢献する見込みだ。

 新揚科技は、業績悪化から昨年7月に民事再生手続きを申請しており、今回の有沢製作所の出資で財務構造の改善を図る。第三者割当増資の残り2,500万元は、長華電材など既存株主が引き受ける。