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新型インフルに院内感染、台大医院で


ニュース 社会 作成日:2009年8月20日_記事番号:T00017368

新型インフルに院内感染、台大医院で

 
 新型インフルエンザ(H1N1)院内感染が、国立台湾大学医学院附設医院(台大医院)で確認された。行政院衛生署疾病管制局の19日発表によると、台大医院で感染が確認された5人のうち、1人は高血圧の人工透析患者(45歳、女性)で、肺炎を患い5日から入院していたところ新型インフルに感染、重症化し16日集中治療室に移された。ほかは看護士4人で自宅療養中だ。院内感染で重症患者が出たのはこれが初めてのケース。中央社などが19日報じた。
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新型インフル院内感染が明らかになった台大医院では、病室を消毒したり、発熱や咳などのある患者の診察を隔離するなどして、感染拡大の抑制に務めている(19日=中央社)
 
 台大医院は、この重症患者と看護士4人の発病時期が13~14日に集中しているため、お互いに感染させたのではなく、それぞれ別々に第三者から感染させられたとみている。

 疾病管制局によると、台大医院のほか、南部の大学病院でも新型インフル感染と疑われる症状が医師1人、看護士17人にみられ、うち5人で感染が確認された。なお、19日の時点で新型インフル集団感染は48件、重症例は28件に達した。