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3大科学園区、上半期売上高は前年比38%減【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年8月20日_記事番号:T00017369

3大科学園区、上半期売上高は前年比38%減【図】

 
 行政院国家科学委員会(国科会)は19日、新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南部科学工業園区(南科)の3大科学園区の進出企業の上半期の合計売上高が、前年同期比38.2%減の6,314億台湾元(約1兆8,130億円)となったと発表した。昨年の世界金融危機の影響を受けた需要の低迷により大幅なマイナス成長となったもようだ。しかし国科会は、「半導体および液晶パネル産業の景気は1月に底を打ち、一部企業では生産能力の拡張に着手しており、通年目標である1兆5,000億元は達成可能」との見方を示した。20日付が報じた。
 
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 各園区別の上半期売上高は、▽竹科、3,579億元(前年同期比35.5%減)▽中科、873億元(同47.8%減)▽南科、1,862億元(同38.2%減)──といずれも大幅なマイナスとなった。

 ただ、第2四半期の売上高は、▽竹科、前期比43.4%増▽中科、同70.7%増▽南科、同48.3%増▽3大園区全体、48.3%増──と明らかな回復傾向を示している。また各園区の電力使用量も6月は1月比で21%増、用水量も同54%増加して前年同月の90%にまで回復しており、稼働率の回復を物語っている。