ニュース 運輸 作成日:2009年8月20日_記事番号:T00017371
運行トラブルが一向に収まらない台北都市交通システム(MRT)の内湖・木柵線で、21日午後10時から土日を挟んで週明けの24日午前6時まで、56時間にわたって列車を運休させた上で、ネットワークの点検が行われる。20日付中国時報が報じた。
内湖線は台湾交通史の汚点となった。なぜ、木柵線と内湖線で異なったシステムを採用したのか、台北市は明確な説明が必要だろう(19日=中央社)
内湖・木柵線は18日、大湖公園駅のネットワーク異常で、1日に3回も運行を停止するトラブルに見舞われた。設備1カ所の異常で全線が運行停止となる事態を回避するため、今回は全24駅で時間をかけて点検を行う必要があるという。
今週発売の雑誌「壱週刊」によると、台北市は内湖線を一時的に運休して改善措置を施し、その間木柵線のみで運行を行うこと、および内湖線で採用したカナダ・ボンバルディア社のシステムに切り替えを進めてきた木柵線の車両について、元の仏マトラ社のシステムのものに戻すことを検討している。
内湖線の運休措置について譚国光同市副秘書長は「あらゆる可能性を検討している」と語り、選択肢の一つとして視野に入れていることを明らかにした。また、木柵線の車両のボンバルディア社のシステムへの切り替え作業も、一時見合わせを決めたことも明らかにした。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722