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台北駅前の複合ターミナル、供用初日は「まずまず」


ニュース 運輸 作成日:2009年8月20日_記事番号:T00017372

台北駅前の複合ターミナル、供用初日は「まずまず」

 
 台北駅北側の承徳路と市民大道の交差点に位置する長距離バスターミナルの複合施設「台北転運站」が19日、試験供用を開始した。初日は1週間で乗客が最も少ない水曜日だったため、台北市交通局の羅孝賢交通局長は、車両の出入りに特に大きな混乱はなかったとし、「出だしはまずまず」との評価を下した。一方で、供用開始を知らない利用者も多く、旧ターミナル付近では係員が看板を持って告知するなどの場面もみられた。20日付自由時報などが伝えた。
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供用を開始した台北転運站。新竹以南および宜蘭行きの39路線が乗り入れる(19日=中央社)
 
 また、台湾鉄路(台鉄)、台湾高速鉄路(高鉄)、都市交通システム(MRT)の台北駅との連絡通路にはエレベーターが設置されておらず、大きな荷物を抱えた乗客にとって乗換えの負担が大きく、改善を求める声が相次いだ。

 このほか、客待ちのタクシーが周辺で一時停車し、周囲の交通に影響を及ぼしたため、ラッシュ時の午後5時近くに急きょタクシーの停車エリアを設けるなど、市警察局の交通警察大隊が対応に追われた。

 関係者は、交通量の最も多い金曜日のラッシュ時に、再度運用状況を見極める必要があるとしている。