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彰化銀総経理、台新金控との合併案見合わせを明言


ニュース 金融 作成日:2009年8月20日_記事番号:T00017374

彰化銀総経理、台新金控との合併案見合わせを明言

 
 彰化商業銀行(CHB)の林維リョウ総経理(リョウは木へんに梁)は19日、財政部に対する定例報告の中で、同行の中長期計画に台新金融控股が構想していた同行の合併計画が含まれていないことを明らかにした。19日付経済日報が伝えた。

 同行は現在、台新金控(彰化銀への出資比率25%超)による合併計画が事実上頓挫し、政府系株主との官民共同経営状態となっている。林総経理は、陳淮舟同行董事長が先ごろ表明した▽2年以内の合併協議はない▽董事会で議題として採り上げたことはない──を強調し、現状を維持していく考えを示した。財政部はこれに対し、政府系株主が主導で対策を検討し、官民共同経営の現状を改めるよう求めた。

 台新金控も合併計画のこう着状態を認め、今後の方針は固まっていないと表明した。