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六福旅遊集団、コンドミニアム開発へ


ニュース 建設 作成日:2009年8月20日_記事番号:T00017376

六福旅遊集団、コンドミニアム開発へ

 
 ホテルや観光事業を展開する六福旅遊集団(レオフー・ツーリズム・グループ)は、分譲型でオーナーが区分所有するコンドミニアムの開発に乗り出す。台北市の中山北路と南京東路の交差点付近に「南京・六福居(レオフー・レジデンス)」の新ブランド名で建設し、2年以内に完成させる予定だ。20日付工商時報が伝えた。

 六福は「南京・六福居」として、昨年5億1,200万台湾元(約15億円)で取得した500坪余りの元国有地に、25坪および32坪の2タイプの間取りの物件を50戸用意し、坪単価80万~85万元で販売する。区分ごとに3年間の利用権を購入したオーナーは、他者への貸し出しなどで年3.5%の投資利回りが見込めるという。業界ではホテル式サービスを提供する高級マンションの開発が盛んになっているが、六福集団はコンドミニアムで差別化を図る考えだ。

 劉春豪・同グループ広報担当によると、コンドミニアムは六福皇宮飯店(ザ・ウェスティン・タイペイ)など高級ホテルで培ったノウハウを生かした間取りとなっている。また、中台直航便の実現から1年が過ぎ、コンドミニアム需要は今後高まるとみて開発をさらに拡大する構えだ。