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裕隆が自社ブランド第1号車発売、電気自動車も生産開始


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年8月20日_記事番号:T00017381

裕隆が自社ブランド第1号車発売、電気自動車も生産開始

 
 自動車大手、裕隆集団傘下の自社ブランドメーカー、納智捷汽車(LUXGEN)は19日、同ブランド初の車となる排気量2,200ccの7人乗りMPV(多目的車)「LUXGEN7 MPV」を発売した。同ブランドからは今後、電気自動車発売も計画されており、納智捷総経理を務める陳国栄・裕隆汽車製造総経理は、リチウムイオン電池搭載の電気自動車(EV)を三義工場(苗栗県)で既に生産していることを明らかにした。20日付経済日報などが報じた。
 
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左から順に納智捷汽車(LUXGEN)を担う陳国栄総経理、裕隆の厳凱泰董事長、胡開昌総経理。第1号車のお目見えは、当初計画していた年初から大幅にずれ込んだ(19日=中央社)
 
 今回発売された「LUXGEN7 MPV」は、販売価格79万8,000~106万8,000元で、トヨタのプレビア(日本名・エスティマ)をライバルに設定、同クラスでシェア20%を目指す。同ブランドからは年内に、企業のCEOクラスをターゲットとする160万元前後のMPVも投入予定だ。

 また電気自動車については、年内に120台以上を生産し中国に輸出する計画だ。最初の投入先として中国を選ぶ理由について陳総経理は、同国の指定13都市で1台当たり30万台湾元(約85万円)相当の購入補助制度が試行され、各都市で1,000台以上の調達を計画するなど、成長の土壌があるためと説明した。