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ノート用バッテリーモジュール、価格下落圧力が緩和か


ニュース 電子 作成日:2009年8月20日_記事番号:T00017382

ノート用バッテリーモジュール、価格下落圧力が緩和か

 
 年内に10%の価格下落が予測されていたノートパソコン用バッテリーモジュールは、バッテリーセルの供給が抑制されるとの観測が出ており、▽新普科技(シンプロ・テクノロジー)▽順達科技(ダイナパック)▽加百裕工業(セルクスパート・エナジー)──など台湾バッテリーモジュールメーカーに対する価格下落圧力が緩和される見通しだ。20日付工商時報が伝えた。

 バッテリーセルはこれまで、パナソニック株式会社エナジー社(旧・松下電池工業)で一昨年発生した火災の影響などで不足が続いていた。しかし、今年上半期にエナジー社が大阪・守口本社工場や和歌山工場などで新生産ラインを立ち上げ、三洋電機やサムスン電子も生産能力を拡大したことなどで、供給過多となる傾向が強まり、これにより下半期のモジュール価格下落が予想されている。