ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

バックライトモジュール、Q2生産額4割増


ニュース 電子 作成日:2009年8月20日_記事番号:T00017384

バックライトモジュール、Q2生産額4割増

 
 工業技術研究院ITIS(工研院産業技術知識サービス)の統計によると、第2四半期のバックライトモジュール業界の生産額は、液晶ディスプレイの需要回復を追い風に、前期比40.3%増の288億3,000万台湾元(約822億6,000万円)に達した。20日付工商時報が伝えた。

 市況の回復に伴いメーカーの業績も改善している。輔祥実業(フォアハウス)は同期、純利益1億5,700万元の黒字転換を達成。四半期ベースで2年半ぶりの最高益を記録した。7月の売上高も前月比10%増の19億4,000万元となっており、第3四半期中に単月売上高が20億元台に乗る見通しだ。

 瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)も、7月の連結売上高が前月比9.29%増で過去最高の35億4,100万元を記録。大億科技(ケンモス・テクノロジー)、友達集団傘下の奈普光電科技(タイワン・ナノ・エレクトロオプティカル・テクノロジー)なども7月は業績を伸ばした。

 工研究ITISは、世界景気の好転や、中国の内需刺激策の恩恵により、第3四半期の同業界の生産額は前期比8.4%増の312億5,000万元に達すると予測している。