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HTCのアンドロイド携帯、AT&Tが年内発売見送りか


ニュース 電子 作成日:2009年8月20日_記事番号:T00017388

HTCのアンドロイド携帯、AT&Tが年内発売見送りか

 
 20日付工商時報などによると、宏達国際電子(HTC)は、グーグルのモバイルプラットフォーム「アンドロイド」搭載の携帯電話製品(コードネーム・Lancaster)を下半期中に米通信キャリア、AT&Tから発売する予定だったが、来年に延期されたもようだ。

 7月末に今年通年目標を下方修正したHTCの周永明執行長(CEO)は、その理由について「ある機種の発売時期が下半期から来年へと延期されたため」と説明したが、その機種とは「Lancaster」との見方が市場で強まっていた。そして19日、AT&TがLancaster発売計画を取りやめたとのニュースが流れ、この観測が事実である可能性が強まった。

 Lancasterは、米国で人気のある中価格帯機種として開発され、AT&T初のアンドロイド携帯となるはずだったが、同日付電子時報によると、AT&Tは同機種の機能や応用サービスが成熟していないとみて発売延期を決めたようだ。

 アンドロイド携帯は下半期、既に発売されたサムスン電子のi7500に加え、▽モトローラ▽LGエレクトロニクス▽ソニー・エリクソン──など8~9社から15~20機種が投入される見通しだ。