ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

CPI上昇率は来年プラス転換、デフレ懸念はない=主計処


ニュース その他分野 作成日:2009年8月21日_記事番号:T00017400

CPI上昇率は来年プラス転換、デフレ懸念はない=主計処

 
 行政院主計処は20日、今年通年の消費者物価指数(CPI)上昇率はマイナス0.68%が予測され、過去最大の下落幅を記録するとの見通しを発表した。しかし、来年は0.87%へとプラス転換すると予測し、デフレ懸念はなくなったとの見方を示した。21日付工商時報などが報じた。

 主計処は、国際通貨基金(IMF)によるデフレの目安は2年連続のCPI下落だが、台湾の状況はこれに当てはまらない見通しだと指摘した。

 なお、台風8号(アジア名・モーラコット)で農水畜産業が大規模な被害を受けたことから、野菜や果物などの価格高騰が進んでおり、これが要因となって第3四半期のCPI上昇率はマイナス1.39%へと従来予測から0.5ポイント、通年でも従来予測のマイナス0.84%から0.16ポイント上方修正された。