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作成日:2009年8月21日_記事番号:T00017404
キーワード広告の人気検索語、「賃貸住宅」が3年連続トップ
ヤフー!奇摩は20日、インターネットの検索エンジンで、入力されたキーワードに関連する広告を検索結果に表示する「キーワード広告」の人気検索語ランキングを発表した。ランキングはどのキーワードが最も多くのアクセスを広告主にもたらしたかを調査したもので、今年上半期の首位は「租屋(賃貸住宅)」で、2007年同期、08年同期に続き3年連続のトップとなった。21日付経済日報が伝えた。
「賃貸住宅」のほか、8位には「競売物件」が入った。不動産景気が底を打ち、価格が値上がりする中で、一般の物件購入に手の届かない市民の心理を反映したものとみられる。
また、昨年以降の景気低迷で「巣ごもり消費」関連も人気が高く、2~3位、5位、10位に「ゲーム」の付いたキーワードがランクインした。ヤフー!奇摩の陳建銘メディア事業群総経理によると、オンラインゲームの広告予算は今年上半期5億1,000万台湾元(約14億5,000万円)と、昨年同期の約3倍に膨れ上がった。 台北市網際網路広告・媒体経営協会(IAMA)によると、今年通年のインターネット広告の市場規模は14.92%増の68億6,800万元で、このうちキーワード広告は19.73%増の24億9,300万元を占める見込みだ。