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憶声電子、台湾ベスト電器の経営権取得


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年8月21日_記事番号:T00017405

憶声電子、台湾ベスト電器の経営権取得

 
 ポータブルマルチメディアプレーヤーの受託生産メーカー、憶声電子(アクション・エレクトロニクス)は20日、家電量販のベスト電器(本社・福岡市、濱田孝社長)台湾法人、倍適得電器(日本BEST電器)の第三者割当増資1億5,000万台湾元(約4億2,900万円)を全額引き受け、持ち株比率57.69%となって経営権を取得したことを発表した。残りの出資比率は日本のベスト電器が約30%、和泰汽車集団が約10%。21日付工商時報が伝えた。

 憶声電子は今回の出資で、傘下にベスト電器と真光電器の家電量販2社、計20店舗を擁することになる。真光電器が台湾南部を中心に店舗展開しているため、北部に強いベスト電器と合わせて台湾全域を網羅したい考えだ。

 またベスト電器の日本本社との間でも既に販売協力に関する覚書を交わしており、共同で中国市場を開拓するほか、ベスト電器グループが日本と東南アジアに持つ販路を利用して憶声電子の自社ブランド製品の販売網を広げていく方針だ。工商時報によると、ベスト電器グループは日本に560店舗、東南アジアに47店舗を展開している。