ニュース 商業・サービス 作成日:2009年8月21日_記事番号:T00017407
統一超商(プレジデント・チェーンストア)はこのほど、傘下でスマイル(速邁楽)ブランドのガソリンスタンド(GS)を展開する統一精工(メク・プレジデント)に対する出資比率を79.9%に引き上げた。統一精工の増資3億6,700万台湾元(約10億円)分を引き受けたほか、大亜電線電纜から株式6,789万元分を取得した。21日付蘋果日報が伝えた。
統一精工は現在、台湾全土に119店舗を展開し、公営の台湾中油を除く民間GS業界で4位。値下げ競争が激化する中で、系列のコンビニエンスストア、セブン-イレブンを併設するなど差別化と付加価値向上を図っている。
同社は今後、小型店舗を閉鎖して大規模店舗を中心とする展開戦略を採り、統一超商のリソースとの統合をさらに深めて、コンビニ、自動車修理、カフェエリアなど、地元に密着した利便性の高い複合店舗としてサービスを提供していくとみられる。
また統一超商は、コンビニ併設の無人セルフサービスGSも積極展開する計画で、現在は台北県林口郷に1カ所のみだが、2011年までに20カ所に増やす予定だ。
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