ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中油の第3ナフサ、3日ぶりに運転再開


ニュース 石油・化学 作成日:2009年8月21日_記事番号:T00017410

中油の第3ナフサ、3日ぶりに運転再開

 
 機械の故障で操業を停止していた台湾中油の第3ナフサ分解プラント(通称三軽・高雄県林園郷)が20日、3日ぶりに運転を再開した。

 中油の第3ナフサは先ごろ圧縮機システムで異常が発生し、いったん再稼働させたものの、万一に備えて18日、操業を停止しての修理を決定した。中油関係者によると、故障した個所の部品交換を終え、20日正午に運転を再開。製品も合格基準に達しており、数日中に稼働率を100%にまで引き上げる。

 操業を停止していた期間、中油は川下メーカーに在庫を供給し、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)など川下の石化メーカー約20社への原料供給に影響はなかった。

 今回故障があった同プラントは10月15日から45日間、定期メンテンスを予定している。川下メーカーの一部は、これに合わせて操業を停止し、メンテンスに入る可能性がある。