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ECFA締結に太古汽車集団、「VW車の台湾製造も」


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年8月21日_記事番号:T00017411

ECFA締結に太古汽車集団、「VW車の台湾製造も」

 
 太古汽車集団傘下でフォルクスワーゲン(VW)の台湾総代理、太古標達汽車の黄斉力総経理は20日、「両岸経済協力枠組み協議(ECFA)」が締結されて、相互の自動車輸出入がゼロ関税となれば、VW車は、中国・上海大衆汽車が生産して台湾で販売することや、VW傘下のチェコ・シュコダ(SKODA)車を含め台湾で生産して中国へ輸出するようになることが考えられると指摘した。21日付工商時報が伝えた。

 黄総経理は、生産拠点をどこに置くかについては、太古集団ではなくVW側に決定権があるとし「当集団はVWの決定に従う」と述べた。

 標達汽車は20日、VWの新型「ゴルフ」ハイブリッド仕様を発表した。同日は自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月の「鬼月」初日だったが、太古集団の謝才敏執行董事は「VWの顧客はハイテク業界の富裕層が多く、迷信には左右されない」と語った。