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群創による統宝光電買収の観測、双方が否定


ニュース 電子 作成日:2009年8月21日_記事番号:T00017417

群創による統宝光電買収の観測、双方が否定

 
 液晶パネル業界で最近、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が、傘下の中小型パネルメーカー、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス、TPO)を、近年携帯電話向けなどに製品ラインの拡張を図る群創光電(イノルックス・ディスプレイ)に売却することで契約の最終段階に入ったとの観測が強まっている。しかし20日、統宝と群創の双方がこの観測を否定した。21日付電子時報が報じた。

 統宝光電が携帯電話などモバイル端末を供給先とする低温ポリシリコンTFT(LPTS)ディスプレイを主力とする一方、主にノートパソコン用パネルを必要とするコンパルは先ごろ、中華映管(CPT)への出資を決めた。こうした状況の下、業界では、ノートPC事業への貢献が小さい上、1999年の設立以来赤字が続いている統宝光電をコンパルが手放すのではないかという憶測が絶えない。