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アムトランとLGD、LEDの璨円に共同出資か


ニュース 電子 作成日:2009年8月21日_記事番号:T00017419

アムトランとLGD、LEDの璨円に共同出資か

 
 21日付経済日報によると、液晶テレビ受託生産大手、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)と韓LGディスプレイ(LGD)が、発光ダイオード(LED)をバックライトに採用した液晶テレビでの展開を積極化し、同分野で先行するサムスン電子に対抗するため、LEDエピタキシャルウエハーおよびチップメーカー、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)に共同出資を行ったもようだ。アムトランはこれについて「ノーコメント」としている。

 観測によると、先ごろ7億台湾元(約20億円)の現金増資を実施した璨円光電に対し、アムトランとLGDは傘下会社を通じて増資分の18~19%を引き受けたとみられる。

 現在、世界LEDテレビ市場で9割以上のシェアを占めるサムスンに対し、傘下に米液晶テレビブランド、ビジオ(VIZIO)を抱えるアムトランは、第4四半期から同製品の出荷を開始し、来年本格的に生産量を拡大する方針だ。液晶テレビ出荷台数が今年の400万~500万台から800万台に倍増すると見込んでいる同社は、LEDテレビ需要も大きく高まるとみており、今回の出資はLEDチップの安定調達を図る狙いがあるとみられる。