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京元電、TMCに3億元出資


ニュース 電子 作成日:2009年8月21日_記事番号:T00017420

京元電、TMCに3億元出資

 
 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の京元電子(KYEC)は20日の董事会で、DRAM産業再編を目的に政府主導で設立された台湾創新記憶体(TMC)に、3億台湾元(約8億5,600万円)を上限に出資を行うことを決定した。TMCへの出資を決定したのは、台湾半導体業界では同業の矽品精密工業(SPIL)に続いて2社目。21日付工商時報などが報じた。

 京元電とSPILは、TMCの宣明智董事長が名誉副董事長を務める大手ファウンドリー、聯華電子(UMC)と良好な関係にある。京元電はTMCへの出資を通じて、戦略的提携の機会を探っていきたいとしている。

 京元電の第2四半期の純損失は2億3,900万元で、第1四半期から約80%縮小した。上半期通期の業績は、売上高40億4,400万元、営業粗損失率14.51%、純損失14億4,900万元、1株当たり損失は1.18元だった。