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内湖・木柵線で車両破損事故、台北市が隠ぺい


ニュース 運輸 作成日:2009年8月24日_記事番号:T00017431

内湖・木柵線で車両破損事故、台北市が隠ぺい

 
 運行トラブルが相次いでいる台北都市交通システム(MRT)の内湖・木柵線で、開通前の7月1日と開通後の8月9日に、ポイント操作ミスで車両が破損する事故が発生していながら、台北市政府が隠ぺいしていたことが分かった。24日付蘋果日報が報じた。

 この問題を23日明らかにした周柏雅・台北市議会議員(民進党)によると、事故の情報を得て台北市政府に確認したところ否定された。しかし、13日に木柵整備工場で行った調査で大きな穴が開いた車両を発見。MRTを運営する台北大衆捷運(TRTC)に確認したところ、整備工場内でポイントの操作ミスによる事故が起きたことを認めたという。

 台北市政府の譚国光副秘書長は、「2度の事故は整備の際の人為的なミスから起こったもので、一般軌道上の運行はコンピューター制御されている上、ポイントは固定されているため同様のトラブルは起こり得ない」と強調。「故意に隠したのではなく、不安を煽りたくなかっただけだ」と釈明した。