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富邦人寿、耐斯広場を取得


ニュース 建設 作成日:2009年8月24日_記事番号:T00017438

富邦人寿、耐斯広場を取得

 
 富邦人寿保険は21日、レジャー大手の剣湖山世界から大型複合商業施設、耐斯広場(ナイス・プラザ、嘉義市忠孝路)を43億台湾元(約123億円)で取得すると発表した。22日付経済日報が伝えた。

 取得資産には松屋が経営指導するショッピングセンター「耐斯松屋購物中心」や、高級ホテル「耐斯王子大飯店(ナイス・プリンスホテル)」などが含まれる。剣湖山世界はリースバック方式でこれら施設を今後も運営する。契約期間は10年、年間テナント料は2億元余りとなる。剣湖山世界は売却収入を債務償還に充てる。

 富邦人寿は耐斯広場のテナント収入による利回りを約5%と見込んでいる。富邦人寿は今月13日にも、台北市南京東路と敦化北路の交差点にあるショッピングセンター、環亜生活購物広場(アジアワールド・ショッピング・モール)の14フロア分を100億元で取得すると発表したばかり。

 生保各社は不動産市場への投資を強化しており、富邦人寿は21日の董事会で台北一円の不動産取得に200億元を追加投資することを決議した。