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国産実業、ばら積み海運に参入へ


ニュース 運輸 作成日:2009年8月25日_記事番号:T00017466

国産実業、ばら積み海運に参入へ

 
 先ごろ台北港第2ばら積み貨物貯蔵輸送センターの経営権を獲得したセメントメーカー、国産実業建設(ゴールドサン)の陳哲雄董事長は、ばら積み船を購入して海運会社を設立し、系列企業の原料運輸を中心に手掛けていく計画を明らかにした。25日付工商時報が伝えた。

 陳董事長によると、海運事業はこれまで船舶の長期リースや船舶投資などでノウハウを蓄積してきた。セメントや砂利運輸用の船舶は購入せず、年内に積載量2万トン以上のばら積み船を購入し、業務を開始する予定だ。同グループ内に限らず、他社の貨物も取り扱うとしている。

 また、台北港に物流拠点を設置し、傘下の中台セメント事業の拠点としたい考えだ。港湾管理、海運、物流の3事業を手掛けることで、グループ内の業務統括、効率向上を狙う。