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帝宝工業、新営工場が10月全面稼働


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年8月25日_記事番号:T00017476

帝宝工業、新営工場が10月全面稼働

 
 自動車用ライト大手の帝宝工業(デポ・オートパーツ)は、1億米ドルを投資した新営工場(台南県)が10月に全面稼働する。同工場はヘッドライトを主力製品とし、現在永康工場で生産しているヘッドライト製品は段階的に新営工場に移管する。また、永康研究開発(R&D)センターは引き続きヘッドライトの開発を中核業務とし、新営工場を支援する。25日付工商時報が報じた。

 現在、新営工場向けにヘッドライトの半製品などを生産している鹿港工場は、ヘッドライトの台座やカバーなどの生産、および関連設備を段階的に新営工場に移している。鹿港工場は今後、テールライトや方向指示灯を主力とし、新営工場との役割分担を明確にする方針だ。

 同社は中国では蘇州昆山と江蘇晨陽の2工場を構え、現地自動車メーカー向けにライト製品を供給している。このうち晨陽工場をアフターマッケート(AM)市場向けとし、オリジナル・イクイップメント(OE)市場向けの昆山工場と役割の差別化を図る考えだ。なお、昆山工場は現在赤字状態だが、来年には黒字転換を果たせる可能性があるという。