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水害被災地で新型インフル、隣接工業区で警戒


ニュース 社会 作成日:2009年8月26日_記事番号:T00017490

水害被災地で新型インフル、隣接工業区で警戒

 
 台風8号(アジア名・モーラコット)による被災地の屏東県東港一帯で新型インフルエンザの集団感染が起きたことを受け、高屏渓を挟んで隣接する高雄県林園石化工業区は警戒感を強めている。26日付経済日報が伝えた。

 工業区内で新型インフルエンザ感染が広がる事態となれば、プラント操業に支障が出る恐れがある。このため、台湾中油、台塑集団(台湾プラスチックグループ)、台聚集団(USI)などは25日までに厳戒態勢に入った。

 台湾中油系列のプラントだけで、被災地から約40人の通勤者がいる。台湾中油は同日午前、従業員にマスクを支給するとともに、体温測定などを措置を取った。

 台塑集団でも一部従業員が屏東県内に居住しているため、仮に感染が疑われるケースが出た場合には、直ちに系列病院で治療を行うほか、感染者が発生した場合には緊急シフトで操業を維持する態勢を整えた。