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2千億元の優遇不動産ローン、打ち切りが決定


ニュース 建設 作成日:2009年8月26日_記事番号:T00017497

2千億元の優遇不動産ローン、打ち切りが決定

 
 内政部が景気対策として昨年9月に導入した対象者を限定しない優遇不動産ローンについて、劉兆玄行政院長は25日、現在の追加実施枠の2,000億台湾元(約5,700億円)を使い切った段階で打ち切ることを決定した。昨年の景気低迷以降行われている景気浮揚策のうち、最も早く終了することとなり、不動産市場への悪影響も懸念されている。26日付経済日報が伝えた。

 なお、経建会や内政部営建署は台風8号(アジア名・モーラコット)の被災者向けに優遇住宅ローンを提供する方針で、中央銀行も同意するものとみられる。

 打ち切りとなる優遇不動産ローンはこれまで計4,000億元の融資枠を設定。政府による利息補助は年間26億~27億元に上るもようだ。