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内湖の不動産取引、MRTトラブルで半減


ニュース 建設 作成日:2009年8月26日_記事番号:T00017499

内湖の不動産取引、MRTトラブルで半減

 
 不動産仲介、住商不動産の調べによると、台北市内湖地区における8月1~24日の不動産取引件数は、前月同期比マイナス50.4%と急激な減少を見せた。台北都市交通システム(MRT)の内湖・木柵線開通が好感され、6月には1月の4.25倍まで増加したが、同路線の相次ぐ運行トラブルを受け、7月は前月比23.5%減、8月も減少傾向はさらに拡大している。26日付蘋果日報が伝えた。

 住商不動産企画研究室の徐佳馨主任によると、台北市の売買による建物名義変更件数から見ても、内湖は今年年初以降、毎月上位3位内に入っていたが、MRTのトラブルが続出するようになって見学者が減少しているという。

 なお、8月の1坪当たりの成約価格は32万1,000台湾元(約91万7,700円)で、前月比下落幅は1ポイント未満となっている。徐主任は、取引量が4~5カ月連続で減少すると売り手による値下げが始まるとして、年末ごろに不動産価格の下落幅が拡大する可能性もあると指摘した。