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作成日：2009年8月26日_記事番号：T00017500
台北県「ビッグエッグ」建設計画、Ｑ４に開発業者募集
台北県が進める新板特区（板橋市）の大型ドーム「巨蛋（ビッグエッグ）」建設計画は、第４四半期にも開発業者を募集する。同施設はホテルや商業施設などを併設し、ＢＯＴ（建設・運営・譲渡）方式で推進される予定で、先ごろ開かれた説明会には、高雄市で漢神巨蛋購物広場（漢神アリーナ）を運営する漢神集団のほか、ホテル、建設、生命保険など各業界の企業が参加した。26日付工商時報が伝えた。
同計画は6.5ヘクタールの土地に床面積２万3,000坪に大型多目的室内運動場、１万9,000坪にショッピングモールおよび娯楽施設、2,100坪に飲食店および展示会場などを建設する。建設期間は４年間、初期投資額は70億台湾元（約200億円）となる見込み。
説明会に参加した企業によると、既に供用している漢神アリーナや台北アリーナ（台北小巨蛋）など類似施設では、ドーム自体の利益は極めて少なく、ホテルや商業施設などの付属施設で集客力を高める必要があるとの助言がなされ、台北県もこれを受け入れたという。
