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東洋薬品、蘭企業と脳腫瘍マーカー薬開発


ニュース その他製造 作成日:2009年8月26日_記事番号:T00017501

東洋薬品、蘭企業と脳腫瘍マーカー薬開発

 
 台湾東洋薬品工業は25日、オランダの製薬会社to-BBBテクノロジーズBVと共同で、脳腫瘍(しゅよう)向けのマーカー薬に使用する「リポソーマル化ドキソルビシン」の開発を進めると発表した。市場規模20億米ドルに上る脳腫瘍治療薬市場に参入を図るのが狙いだ。26日付工商時報が伝えた。

 研究の初期段階ではto-BBBが委託生産費用を東洋薬品側に支払い、発売後は東洋薬品が独占生産販売権を保有し、to-BBB向けに供給を行う。

 東洋薬品の曽天賜副董事長は「既に乳がんや卵巣がんなどに使われるリポドックスと呼ばれる医薬品を台湾や東南アジアで発売しており、その経験を生かせば、最短期間でto-BBBにリポソーマル化ドキソルビシンを供給できる」と述べた。