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抗がん剤原薬の台湾神隆、江蘇常熟に工場新設へ


ニュース その他製造 作成日:2009年8月26日_記事番号:T00017502

抗がん剤原薬の台湾神隆、江蘇常熟に工場新設へ

 
 抗がん剤原薬を主力とする台湾神隆(サイノファーム・タイワン)が、中国江蘇省常熟市に工場を新設する。現在事業許可の申請中で、10月にも着工、2011年から操業を開始する予定だ。26日付工商時報が伝えた。

 神隆は昨年、日本の医薬品医療機器総合機構(PMDA)の定める「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準」(GMP)に台湾企業として初めて合格し、今年から日本でも抗がん剤原薬を発売している。中国に建設する新工場では、研究開発(R&D)目的の実験室や、GMP基準を満たす生産設備を設置し、原薬を生産していく計画だ。

 第2四半期、同社の利益は前年同期比27%成長した。下半期も乳がんやすい臓がん用抗がん剤の原薬、ゲムシタビンなど新製品の発売により、売上高、利益とも目標を達成できる見通しだ。